UI・UXについて再考察する

【再考察の時間①】UI・UXについて、もう一度よく考えてみよう

 

 

すでにエンジニアの皆さんには釈迦に説法かもしれませんが、スマホ隆盛の今だからこそ、UIやUXについて再度考えてみる必要があるでのはないか?と思います。

 

UI・UXとは

UIとは、User Interface(ユーザーインタフェース)の略称であり、「ユーザーが触れる部分や動作する仕掛け」すべてのことを指します。

UXとは、User Experience(ユーザーエクスペリエンス)の略称であり、「UIを経由しサービスなどによって得られるユーザー体験」のことを指します。

 

つまり、UIとはユーザーとサービスとの接触面であって、その先にUXが存在するわけです。

デザインやフォント、ボタンやイメージなど、ユーザーの視覚に触れる全ての情報がUIと呼ばれますね。

 

もちろんUIがすぐれているサイトやサービスの方が評価は高くなります。しかし良いUIだけが良いUXを作るとは限らないわけです。ユーザーが使いやすいと感じなければUXが良いとは言えないのです。

どうすれば満足のいくUXになるのだろうか?ということを意識しながらサイトやアプリのUIをデザインすることが重要になっていくわけです。

 

良いUXを導くための良いUIについて考える

 

UIがすぐれている基準とは何でしょうか?

 

デザインなのでしょうか?それともこれまでに見たこともない動きだったりするのでしょうか?

今でも根強い人気を誇る掲示板のサービスなどがありますが、それらは果たしてデザイン性に優れているのでしょうか?

 

重要なことは、その先にある情報をいかに取得しやすくするのか、ユーザーの求めるものが的確に適所に配置されているのか、について検討することではないでしょうか?

 

UIを多少いじったからと言って成功するわけでは無いはずです。

表面的なUIの改善や工夫は簡単に真似できてしまうため、いずれは他社もマネしてきます。

 

UIにこだわるよりも、どういったユーザー体験(UX)をさせるのかを検討してから、

UIのあるべき姿について検討していく必要があるわけです。

 

 

 

優れたUXを提供するということについて考える

 

UXを向上させるためには、サービスを利用するユーザーの心理を考えることが必要です。

大切なことは、ユーザー目線で開発することです。

「表示は見やすいが、知りたい情報にすぐにアクセスできない」というサービスでは、ユーザーの心をつかむことはできないですよね。

 

最近では、UIデザイナー、UXデザイナーと専門性の高いポジションとして活躍する人も増えてきています。様々なサービスが登場する中で、最適なUXを提供するためには、これまで以上にユーザー視点が求められます。デザイナーやプログラマーもUI/UXデザインを学ぶ必要性が高くなってきている証拠です。

 

AmazonのUX

 

AmazonではUXに対して大きなこだわりがあります。

PrimeやDashはその典型です。

今すぐに必要なものを数時間後に届けますというこのサービスは、国内では限られた地域でしか利用できませんが、非常にユーザー心理をくすぐる正しいUXの在り方です。

 

そしてUI。

 

PrimeNowは欲しいアイテムをカートに入れたらボタン一つで即配送してくれます。

Dashも同じく、登録されている商品をすぐに届けてくれます。ここで煩わしい情報入力などは一切登場しないわけです。必要最小限の情報や装置だけを提供する。商品選択も必要最小限の機能だけを提供する。

 

もちろん見やすく情報が正確に伝わる必要がありますが、それらをすべて配慮して構築されたUIの先に、とっておきのUXが待っているわけですね。

 

もちろん巨大な倉庫や広域かつ迅速な流通ネットワークを持つAmazonだから出来るサービスではありますが、要するにこういったユーザー体験を実現させるための的確なUIを構築できたからこそ、大きな成功を導いているわけです。

 

 

 

UIは UXを高めるための1つの要素に過ぎない

 

UIとUXは、ターゲット(ペルソナ)に対してしっかりと考えることが重要です。

ターゲットに受け入れらなければ意味をなさないからです。

年齢層の高いターゲットに対して、ピンクやキラキラが散りばめられたギャル向けみたいなサイトを作っても、誰も見てくれませんよね。

 

 

UIデザイン・UXデザインとは一体何だろうか?

 

UIやUXのデザインには、「絶対」というものは存在しないわけです。

プログラミングなどは「絶対」が存在しますが、このあたりがあいまいです。

 

トレンドを追えばいいのか?というと、それもまた違います。

もちろん、世の中がどういうトレンドを追っているのか?という事に対する研究は必要です。まったく異なるUIを提供しても、ユーザーの理解を得られるまでに時間がかかりすぎて、スケールしないサービスになってしまっては元も子もありません。

 

UXデザインではインターネットの特性をよく理解することが重要です。

インターネットの世界では「時間」と「場所」に縛られない、ということが大きなメリットです。

 

そこにリアルよりも時間や労力のかかるUXを提供したらユーザーはどう思うでしょうか?

つまり、UIとは見た目や操作性のデザインであって、UXは体験や結果の感情のデザインということになるわけです。

 

 

ライブコマースでUIとUXを学ぶ

 

最近、大きく注目を集めている「ライブコマース」ですが、ここではUIやUXが良く理解できる構図になっています。

ライブコマースは一般人やインフルエンサーや芸能人が自身の持ち物などをリアルなライブ放送で販売するプラットフォームです。

 

視聴者はリアルタイムで出演者とコミュニケーションが図れるため、出品された商品について直接問合せて、それに対して出演者が応えてくれる、いわば最大のUXを提供しています。

出演者側も相手の反応を見ながら説明方法を変えることもできるなどのUXを得られます。

 

UIに関しても、目の前で実際に出演者が実演販売をするわけで、その出演者が信頼できるかどうかを判断できるわけです。

またライブ動画を閲覧しながら、数タップで商品を購入できるような仕掛けも優れたUIが実現している優れたUXという事になります。

 

参加者はコメントを送ったり、いいね!をしたり、商品情報を簡単に見れたり、そのまま数タップで購入できたりと、様々な体験をすることが可能なわけです。

UIとUXの理想的な融合ができたことにより、ライブコマースという領域が成功し始めているわけです。

 

 

まとめ

 

開発やデザインにおいてはクライアントの意向が重要だと思います。

しかしクライアントの意向の先には必ず消費者や利用者がいて、その人たちがどのようなユーザー体験をするのか?ということが最も重要な要素なのです。

だからこそ、UXを追求し、そのUXを最大化するためのUIを研究する、ということが大切なのです。

 

 

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