ちょっとハナタカ!「ICO」を理解しておこう!

 

ビットコインに代表される仮想通貨、それを活用した資金調達方法としてICOが話題になり始めています。

今回はICOについて紹介します。

 

 

■ICOとは

 

ICOとは、資金調達をおこないたい企業やプロダクトチームなどが「仮想通貨を発行して資金を調達する」次世代の資金調達方法です。Initial Public Offeringの略で「クラウドセール」や「プレセール」、「トークンセール」とも呼ばれます。

 

企業が資金を調達する際にオンライン上で多くの人から資金を募るクラウドファンディングや新規株式公開(IPO)などに似た仕組みを持っています。従来の資金調達の主流であった「新規株式公開(IPO)」は、発行した株式を厳重な審査を通して証券会社に仲介してもらい、投資家に販売するといった仕組みでした。

 

新しい資金調達方法であるICOが一般的な資金調達方法と異なる点は、企業が独自の仮想通貨(トークン)を販売しトークン購入には現金でなく、仮想通貨が用いられるという点にあります。仮想通貨を利用しておこなうので、簡単に世界中のICOに参加することができることができます。

 

 

■ICOの3つの種類

 

ICOには

  • 「資金調達が目的であるICO」
  • 「通貨として普及し価値を持つことを目的としたICO」
  • 「お金儲けの仕組みを作ることを目的としたICO」

などがあります。

 

一般的に増えてきているICOは、「資金調達を目的としたICO」ですね。

 

 

 

■企業におけるICOのメリットとデメリットとは?

 

ICOで資金調達する側のメリット

 

・短期間で多額の資金調達ができる可能性がある

・最初に多くの資金を用意する必要がない

・基本的には調達資金の返済は不要

・業者を挟むことなく、投資家から直接資金を調達できる

 

 

ICOで資金調達する側のデメリット

 

・プロダクトを投資家(支援者)に認めてもらう必要がある

・失敗すると投資家(支援者)が大きな損失を被る可能性がある

 

 

■個人におけるICOで投資するメリット・デメリット

 

投資家がICOに投資をおこなうことの最も大きなメリットは、成功すれば従来の投資手法に比べて多くのキャピタルゲインを得る可能性がある点です。いままでのベンチャー企業への投資は、ベンチャーキャピタル(VC)などが注目している事業に投資し、資金とその会社が持つ株式を交換していました。事業が成功し、株を売却するとキャピタルゲインが投資家にとっての利益となる仕組みです。

 

ICOの場合は、個人レベルで気になった事業に仮想通貨を利用して投資をおこなうことができ、代わりに株ではなく事業を作る人が独自に発行したトークンと交換します。仮想通貨にはそれぞれ価値がつくため、支援した事業が成功し世の中で注目を集めると、企業が独自に発行したトークンの価値も高くなり、予想を上回るほどの高値で売却することができる可能性も秘めています。

 

デメリットは、法的な整備がまだおこなわれていないこと、投資をおこなったプロジェクトが失敗することにより投資したお金をすべて失う可能性がある点です。完成する前に、プロダクトが何らかの事情で中断され最後まで進められない、投資家(支援者)から集めたお金を持って企業が消えてしまうという事例もたくさんあるようです。プロダクトは完成したが多くの人に利用されなければ投資のために購入したトークンを売ることができない可能性もあります。

 

 

 

ICOで投資する側のメリット

 

・少額で世界中のICOに参加することができることができる

・支援した(投資した)事業が成功すると多額のキャピタルゲインが期待できる

・個人でも支援したい事業に直接投資することができる

・仮想通貨を利用するため、ネット上だけで実施が可能

・企業の仮想通貨によっては特典等がついている場合がある

(支援をおこなったサービス内で使用可能など)

 

 

ICOで投資する側のデメリット

 

・支援した(投資した)事業が失敗すると資産を失う可能性がある

・支援した(投資した)事業の運営者が、集めたお金を持っていなくなる可能性もある

・事業が成功しても、仮想通貨に価値がつかなければ利益を得ることができない

・その事業が成功する保証はどこにもないので判断が難しい

 

 

 

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